上海交通大学国際学院は２０００年５月に設立し、留学生（本科、修士課程、博士課程）の募集や対外中国語教育と科学研究二級学院を専門的に管理、従事する責任を負っています。学院は上海交通大学徐汇キャンパスの桃李苑内にあり、闵行キャンパス行政楼に総合学生事務局を設置しています。同学院の成立以来、交通大学留学生教育は目覚しい発展を遂げ、本科、修士、博士を専攻する学生の割合は大幅に増加し、留学生のレベルも顕著に向上しています。２００３年末までに同学院で学んだ韓国、日本、インドネシア、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、カナダ、北朝鮮、オーストラリア、タイ等五大陸６０カ国からの留学生は２４６６名に達し、全国で第５位を誇っています。 
 
国際教育学院は院長事務室、留学生受付事務室、教務事務室、留学生事務室、闵行総合事務室、中日文化交流センター、中国語学科、中国語学研究所、中国語学課程及び試験センター、対外中国語教育センターの１０部門で成り立ち、各々が留学生募集、管理、教育等各種事務の責任を負っています。優秀な教師陣が学校学科の名の下で教育科学研究を展開しています。留学生寮施設は完備しており、専属管理人が親しみのある安全な管理を行なっています。同時に、学院には留学生専用の３５の教室、１２の視聴覚教室、２つの音声教室が設置されています。これらはみな留学生のために提供される優良な教育、生活環境、そして優れたサービスです。 
 
学院には様々な種類の中国語学習課程があると共に、中国語教育や通訳、外交及び管理等多種の職業に携わるための中国語運用能力を育成する「中国語学」本科課程、また、高度な応用のできる人材を育成する「言語学と応用言語学」修士課程も設置されています。これらは母国語が中国語でない外国人または海外の華人、華僑などに多様なシステムにおける中国語学習の機会を提供するばかりでなく、中国の国情や伝統文化、現代社会を熟知した上で中外言語文化交流を一層拡大させ、中外の架け橋となっていただくことを目標としています。 
 
上海交通大学国際教育学院全体の教職員は「目を世界に向け、様々な人や物を受け入れ、卓越を追求する」という理想を信念とし、交通大学の留学生教育事業のために全力で貢献しています。